私は1994年に九州大学を卒業し、30年近くを主に大学病院で過ごしてまいりました。これまで臨床・教育・研究を三本柱に頑張ってきました。大学病院では患者様を診察し、自身で手術を行なってきました。大学最後の6年間は新設医大の主任教授として脳神経外科学教室の立ち上げに関わり、今春第一期生は無事に医師として羽ばたいてくれました。
脳外科医としては理想的な環境でしたが、その一方で患者様との関わりという点で希薄さを感じることが多々ありました。定年まで10年ありましたが、このままアカデミアの世界のみで生きていいものかと考えるようになり、今回一つの区切りの期間ができたと考え地元・福岡で地域医療に貢献することを選択しました。
中央区薬院は私が大学入学した際に初めて住んだ街であり、非常に親しみのある場所です。

当院を受診される患者様には適切な医療を届けることを目標に満足度の高い治療を提供いたします。
脳神経外科疾患に関するセカンドオピニオンも歓迎しており、客観的なアドバイスが可能です。外科治療が必要な患者様には適切な医療機関をご紹介いたします。外国人患者様も積極的に受け入れます。
頭痛や手足のまひ・しびれ、めまいなどでお悩みの方は、ぜひご相談ください。

令和5年7月河島 雅到MASATOU KAWASHIMA